こんにちはdebian
だいたい一年遅れでやる、ノートPCのOSのアップデート。
ubuntu23042204LTSにそろそろアップデートの時期が参りました。
で、何回かぶりに失敗。
具体的にはなんかpython3.10がらみの依存関係が修復不能なほどに決裂して、起動はするけどupdateとかできない。apt -f installだの修復系はかたっぱしからためしてみたところでdebian。
ここはdebianですよ。
データの類は設定も含めてっていうか、4時間ごとにまるごと過剰にバックアップを取っているので、基本的に何もこわくないわけです。
元々、なぜubuntuにしたのかといえば、debianはデスクトップで使うには標準で配布されているバイナリが全体的に古いっていうのに尽きますが、昨今のubuntu界隈でも、新型はでぶじゃなくて色々厳しいsnapになってたりするので、もうたいした違いはないと言っては言い過ぎですけど…。実際たいした違いはなくせます。
で、ここでは割愛して、大活躍したのがMX Linuxのインストールディスク。これは一家に一枚常備なりUSBメモリに入れるなりしたほうがいいでしょうという親切設計。
toshibaの旧式にUEFIでインストールしたのすが、アップデートをするたびに起動しなくなる。
なんか、/boot/EFI/boot/ じゃないとダメみたいで、debianのインストーラが作る/boot/EFI/debian/だとgrubが出なくてnetbootに落とされるのです。
いろいろ調べた結果。/boot/EFI/boot/bootx64.efi になってないとダメで、debianが入れる/boot/EFI/debian/grubx64.efi だと起動するやつが見つけられなくてnetbootに落されたり、再起動を繰替えしたりするもよう。
これを簡単に回避できるboot repairがMX Linuxのインストールディスクに入ってるわけです。
なんならMXでもと思ってたんですがVirtualboxで試して、インストーラ以外、そんなに違わない感だったので、debian。素のdebian。全裸で。
cronとかにメールを出させるなら、msmtpdとbsd-mailx。
単純便利な、clip-board-autoedit-indicatorは配布元から拾って、
AppIndicator3 っていうので引っ掛りますが、後継があるので、libayatana-appindicator3を入れて、AppIndicator3をぜんぶ、AyatanaAppIndicator3に置換してあげればだいじょうぶ。
あとは、appimageなりflatpakなりsnapじゃないやつで補強すれば日常生活には困りません。
ではubuntuさん。デスクトップのvirtualboxで2004であと1年くらいよろしくお願いします。