2018-05-01T03:44:48+09:00 [Tue]
--> [日常]
朝遥かに仰ぎ見る
どちらのご家庭にもある、おなじみの大漢和辞典ですが……。と、子供の頃は素で思ってました。
行く先々の本棚に大漢和辞典が鎮座してるのがわりと普通で、限界集落の分校ギリギリ(分校から団塊前後で人数が増えて一時的に本校化していたけど後に廃校)の小学校(校歌はもちろん諸橋轍次作詞)の狭い図書室にもありました。
毎年、年賀状と暑中見舞いが来るどっかのじいちゃんだと思っていた止軒さんが、諸橋轍次先生。
元庄屋様の子供だったにしても、あの限界集落からよくもまああそこまでたどり着けたもので、尊敬とかいうレベルを遥かに超えた謎仕様です。
三条の街に出るまでに、今のスノーピークのあたりで一泊しようかという時代に、何をどうやったらああなれるのか。
プロフィールはググれば出てくるレベルでしか知りません。10歳くらい下のはずのじいちゃんがなんで友達だったのかもよくわからん。
当時を知ってる人もみなさん鬼籍。
生きてるうちに聞いときゃよかったと思っても、生きてるうちは聞こうとも思わなかった。もったいないことで…。