毎日モザイク

White Room Layout Works

2018-03-21T15:41:58+09:00 [Wed]
--> [Ubuntu]

Proftpd Allowoverwrite

proftpdで、allowoverwriteのon/offでクライントでの操作は以下の動作になる。


/default root
|- fileA
|-/DirectoryB
 |-fileA

こうなっているところで、
default rootにfileAをコピーしようとする。
default rootのfileAをDirectoryBに移動しようとする。

AllowOverwrite = offの場合

クライアントローカルからアップサーバ上で階層を移動
filezilla上書き拒否(警告あり)上書き拒否(警告なし)
cyberduck上書き拒否(警告あり)上書き可能(警告あり)

filezillaは同一階層での移動はRNFRで350が返ってもそのままRNTOを発行し、550が返ったら何もせずに諦める(ログを出していればログには出る)。

cyberduckは350が返ったら上書き警告を出して、ユーザがOKしたら、先に上書き先のfileAをDELETEしてからdefault rootのfileAをRNFR,RNTOで移動する。

AllowOverwrite = onの場合

クライアントローカルからアップサーバ上で階層を移動
filezilla上書き可能(警告あり)上書き可能(警告なし)
cyberduck上書き可能(警告あり)上書き可能(警告あり)

filezillaはディレクトリ移動でも警告を出してくれればいいのに。

cyberdcukはallowoverwriteをoffにしてるんだから、ユーザに明示的に消させるようにすればいいのに。それと、サーバ上での移動はできるようにしてあるのに、ローカルからアップの時は上書き警告にOKしてもDELETEを発行しないので、allowoverwrite = offのサーバには上書きアップロードはできない。どうしてこうしてあるのかちょっとわからない……。

cyberduckは割りと直感的な挙動なのでexprolerとかFinderとかthunarみたいな一般的なファイラーとさほど違和感がありませんが、filezillaのディレクトリ移動は警告なしなのでちょっと怖い。

覚えておこう。