Indesignの孤立点的な何かについて。
IndesignCC2015.2でPDF書き出しをしたらこんな具合になりました。
進行中のファイルなので部分だけの画像ですが、左が異常、右が予定通り。
プリンタでは問題なく右のように出力されます。デバイスに依存しないPSを書き出してDistillerでPDFにしても、gsでPDFにしても正常に出力されますが、Indesignからの書き出しだけおかしい。
数時間の格闘の末、ようやくわかった原因は孤立点的な何かでした。
透明効果との絡みかと思いましたが、孤立点的な何かだけ残してPDF書き出ししても同じ結果になるので、孤立点的な何かのところでエラーになっているようです。
IndesignもIllustratorと同じように、ダイレクト選択ツールで線分だけを削除すると、両端に孤立点が残ります。
ここまでは、まあいい。
Illustratorには孤立点の選択と削除の機能がありますが、Indesignにはありません。
だいたい、Adobeの公式にも孤立点といえばIllustratorについてしか載ってません……。
Indesignではそもそも普通に見る方法がありません。
Indesignで孤立点を見つけるには、command+aで全選択して、仲間がいない点を目視確認するくらいしかありません。
普通の孤立点ならダイレクト選択ツールで選択できるのですが、選択できない孤立点的な何かができてしまうことがあります。
この悪魔は直接選択することはできないので、全選択してから孤立点的な何か以外の選択を解除して、最後に残った孤立点的な何かを削除。
孤立点的な何かを作らない。作ってしまったら即削除くらいしか回避策はないようです。
コピペ元に作ってしまったら地獄が待っていますw