必ず足りなくなる。
100GBのHDDがありました。ちょっと前なら結構でかい。40GBと60GBをそれぞれミラーリングして100GBのバケツを使っていました。
さすがに100GBでは足りんということで、容量を増やす事になりました。
そこで一気に500GBとか1TBとかにすれば良かったのでしょうが、いままで100GBでなんとか回っていたし、予算の都合もあるからと、250GBのミラー構成にしました。本当はここで、30万くらい出しておけばあと2年くらいはもったかもしれませんが、早々に250GBでも足りなくなりました。
今度こそ2TBくらいは確保したい。
でも、2TBだと4台入る箱に750GBのHDDを入れてraid5+hotstandbyなしくらいの廉価構成にしてもかなり高い。750GBのHDDが高いからといって、たくさん入る箱を買おうと思っても、そっちもいきなり高い。
結局500GB4台をraid5+hotstandbyなしで1.5TBで使うか、hotstandbyありで1TBで使うか、どうせ1TBしか使えないなら、壊れ方の運が良ければ2台逝ってもなんとかなるraid10構成にするかってところに落ち着く感じです。
もともとミラー以外のバックアップは無いところですから、ここまででかくなったら、ほんとは、テープかなんかにバックアップも取って欲しいところですが、そのドライブがまた高い。予算は限られているので、何かを犠牲にしないとしょうがないわけで……。
バケツがでかくなるのはいいんですが、飛んだときの代償もまたでかい。
できるだけ気を使ってはみても、ブレーカーが落ちて、そのときたまたまUPSの電池がお亡くなりになっていて、根こそぎ飛んでしまうような不測の事態も考えられるわけで……。
raidの恐いところは、大抵の場合、新品のraidには新品の、しかも、同じメーカーの同じ型番のHDDを入れるわけです。同じ時期に作られた同じ型番のHDDなら、だいたい似たような時期に寿命が来るとも考えられるわけで……。しかも、同じ箱の中で動作しているわけですから、同じような時期に壊れる可能性は低くはない。実際、自分ちでも、同じ時期に買ったHDDが1台目故障の翌日にもう一台が後を追うように壊れましたから……。1台目が逝って、リビルド中にもう一台が逝ったりするとかいうのは非常にありそうな気配がします。半年くらいエイジングしてから、壊れる時期をずらして構成したいくらいです……。
その辺を考えると、あんましでかいバケツは付けたくないんですよね……。
まぁ、1TBでも2TBでも、でかくなればなるほど整理はしない。結局、あっという間にいっぱいになるのは目に見えているわけで……。で、そんなにあっという間に一杯になるってことは、それほど大事なデータは入ってないとも考えられるわけなので、気にしない事にした方がいいような気もしなくもなくもないです(w。
どのみち、必ず足りなくなる日がまた来るし、たいていのファイルサーバはスLIFOです。古いデータは二度と取り出される事は無く、勿体ないから取っておこう。みたいな感じです。気にする事は無い。うん。HDDの中に入っているのは資産だ。とか考えると非常に恐くなりますから……。管理費もらってるわけでもないので、気にしないに限りますね。うん。
焼肉様のサーバが焼肉サーバであった理由がなんとなく解ったような気がします……。
と、いったわけで、今週は一昨年作った知人の会社の鯖にバケツを追加する予定です。