.AppleDouble
netatalkにmacからファイルをコピーすると、リソースフォーク部分を管理する.Appledoubleという不可視フォルダができます。
これらの不可視ファイル/フォルダ群は邪悪な存在で、有名どころでは.DS_Storeが悪さをしますが、.Appledoubleもなかなか凶悪。
Appleshareのみの環境なら問題は出ませんが、同じディレクトリをFTPなどでも共有していると面倒なことに……。
Mac→netatalk
hage
これをls -laすると
hage .DS_Store .Appledouble
になっていて、これをFTPでgetすると、netatalkを経由しないので邪悪なフォルダ群がそのままコピーされます。
ここまでは何の問題も出ません。余分なクソフォルダがあるだけです。
これを、再度netatalkサーバにコピーしようとするとエラーが出てコピーできません。
afpdのログを見ると
check_name: illegal name: '.AppleDouble'
とあり、不正なフォルダ名なのでダメです。ということのようです。
ということで、netatalkの共有ボリュームから他の方法で落としたフォルダは、別のフォルダに移してからコピーするしかないようです。
OSXServerは仕組みが違うので平気でコピーできます。
OSXServerはファイル名にも寛容なので、Win/Mac他が混在する環境でのファイル共有は、OSXServerが一番簡単なのではないかと。
3.xでは、別の方法で管理するようですが、2.xのNASも多いので、NASで同じ現象が起こったら同じ原因でしょう。
ついでに。
netatalkほかで共有しあっているディレクトリを使うときは、マジでリソースフォークを使っている形式のファイルは止めた方がいいっていうか止めないと面倒です。
epsのpictプレビュー形式が典型的で、プレビュー部分が.AppleDoubleに入ってしまっていて、見えているファイルはプレビューなしになります