タイヤチェーン
雪道といえばスタッドレス。
スキーに頻繁に行っていたころはスタッドレス履きっぱなしだったので、生まれてこの方タイヤチェーンを使ったことがありませんでした。
滅多に行かないのにスタッドレスを買ってもコスパが悪い上、置き場に困るので、生まれて初めてタイヤチェーンを買ってみました。これ。
初心者なので、ジャッキアップせずに使えるものを選びました。
で、群馬に向かう途中で早速のチェーン規制。
生まれて初めての装着なので片側は説明書を見ながらで苦労しましたが、やり方を掴んだらもう片方はすぐに着けられました。
非圧雪路での走行感は最悪w この世のものとは思えませんw
最後のスパイクタイヤ世代なので、スパイクのガリガリ感は気になりませんが、ジャッキアップせずに着けられるようにするために間隔が長く開いている部分があり、そこが来る度にもの凄い振動が出ます。
路面が乾いてきたときの雨天用タイヤみたいに、雪があるところを踏もうとするのですが、大した量ではなくて効果無し。高速を降りるまでは、笑ってしまうほどの不快の極みでしたw
降りてからも水上界隈は新潟同様に消雪パイプが通っていて、幹線道路には半端な雪しかありません。
能力を実感したのは、スキー場ではありがちな最後の100mが登れないw っていう状況になっていたところでした。
かなり高さのあるゴムチェーンと、極短いものですが金属スパイクの効果は絶大で、進むし曲がるし止まるw
後輪はノーマルなので、横Gがかかっているときにブレーキを掛けてしまうと面白いくらい簡単にスピンするので、直進中に充分減速することだけ気をつければ、FFならスタッドレスと変わらないくらい走れます。
圧雪路ではチェーンの高さ分が雪に潜るので、不快な振動はほとんどありません。
ただ、圧雪の無いチェーン規制の道路ではかなり辛いので、チェーン装着慣れした人は選択肢から外した方がいいかも。長い間隔がないチェーンと油圧ジャッキのほうが快適だと思います。